先日の毎日新聞の記事で
「厚労省、全国に第三者機関設置へ 子どもの権利、侵害監視」
の見出しで
第三者機関を
設置すると公表しました。
今回の
第三者機関設置についての流れを見ておりますと、「
国連から指摘
されていたので重い腰を上げた」「相模原市児童相談所の保護放棄での
中学生の自殺事件」を筆頭に挙げておりますが、形だけの考えでしかなく、
新たな天下りと責任逃れの機関でしかないのは云うまでもありません。
以前にも「子どもの権利ノート」において
第三者機関への通報や目安箱の
設置だなんていう事を云ってはおりましたが、フタを開けてみれば全く機能
しておらず、誠明学園では投書のための目安箱が職員しか入れない公務室
の中にあったという事例や姑息な抜き取り
(針金にガムテープ等をつけて投書を
抜き取る)等が行われており、
第三者機関の監視等は機能していない
最中にこのような事をしても税金のムダ使いでしかありません。
子どもの権利ノートに基づく目安箱の隠蔽の例 今回の発表に当たって
厚生労働省は
国連から指摘されたから第三者
委員会を
設置という云う前に施設内暴力・虐待被害者及び児相拉致
被害者と保護者に対しての謝罪と補償をドイツに見習ってするのと同時に
人権後進国のレッテルを返上する事が先だと思います。
先日も業界スコープで書きましたが、
厚生労働省は犯罪職員を税金を
使って表彰している蛮行の数々には呆れますが、いい加減に目を覚まして
考えて頂きたいかと思います。
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