この度、当編集部では児相被害を撲滅する会を通じて
ドイツの施設での実態に
ついてクラップマン教授にお尋ねしたところ、同教授から
ドイツの
養護施設での
虐待事件についての
新聞記事をお寄せいただきました。
会の代表が送られてきた
新聞の詳細を翻訳して下さいましたので、翻訳から
事件の概要をお伝えしたいかと思います。
今回の記事は
ドイツの
新聞で明らかにされた記事ではありますが、日本では
未発表の
養護施設における児童への
虐待の実態です。
ドイツはブランデンブルク州東部に所在するハーゼンブルグ社が運営する
養護施設「ヴァルトラントの家」において職員が反攻撃対策と称する拷問
としか云いようのない
虐待で児童を拘束具等での長時間の緊縛や薬物投与等の
筆致しがたい
虐待が長年行われていた事が明らかになりました。
この事について、この施設にいた元児童が告訴や苦情を政府に行ったばかり
でなく、
新聞も大々的に告発記事を掲載し、最終的に
2013年に同社の施設は
閉鎖され、職員は法律によって処罰されたのです。
詳細は直訳をお読み頂きますとお分かり頂けるかと思いますが、日本の精神病院の
隔離病棟さながらの
虐待が
養護施設で行われていたと云う驚愕の事実について
筆者は驚くどころか言葉も出ない位の衝撃があったのは事実であります。
ドイツではこのような
虐待が判明した場合、直ちに施設は
閉鎖され、職員は逮捕され、
厳罰を受けるにも関わらず、日本の施設の現状を見ておりますと、
相模原市児相の
事件にしても誠明学園にしても野放しの状態であるのは云うまでもありません。
そして業界スコープでも書きましたが、
日本の厚生労働省はこれら施設で犯罪を
犯した職員を税金を使ってホテルまでチャーターした上で永年勤務の功績と称して
犯罪職員を表彰すると云った呆れた事も行っており、人権問題等について日本と
ドイツを比べると泥雲の差でもあり、世界からは人権後進国とまでレッテルを
貼られている状態であり、今年2月の国連子ども権利委員会のサブセッションに
おいて日本の政府は同委員会のハゾヴァ副委員長から「日本は「先進国」のはず
なのに、子どもたちを、まるで中世の国のごとく扱っている」という言葉が
飛び出し、各国の委員からは次々と非難の声を浴びたのは云うまでも
ありませんが、日本の政府にはこれら施設内暴力と虐待の追放について考えて
頂き、筆者も含む被害者の損害を回復する法律を作って被害者を救済して
頂きたいかと思います。