先日、筆者はアクセス監視システムのあるワードでの検索について調査を行った
ところ、
福岡県立福岡学園における一連の穴堀り虐待の中間報告書がネット上で
公開されていることを確認しました。
編集部が入手した福岡学園職員による一連の穴掘り虐待の中間報告書この
中間報告書ですがPDFファイル形式で13ページにも及ぶものですが、開けて
ビックリの内容が記されていたのは事実であります。
公開された報告書の7ページ
公開された報告書の8ページ
公開された報告書の9ページ7~9ページにかけて「(4)報道された指導内容に関連した調査結果の概要」を
見ますと、既に報道された
穴掘り虐待の他にも
・サーキットトレーニング
・ポリタンクを持ってのマラソン
・真夏にアスファルトの上での正座
・生徒に殺虫剤をかける
・殺虫剤等のスプレー缶を持っての指導
・棒やバッドで生徒を殴打する
・お調べ等で犯人探しのために寮生全員を強制マラソンさせる
・真冬のマラソンにおいて短パンとTシャツで走らせる
・女子と会話しただけで「男女交際」として指導を行う
・指導期間中と称して学校へ行かせない
・カーテンを閉めた部屋で1~3ヶ月過ごさせる
・カーテンや新聞紙で窓を封じる
といった内容の指導という名の虐待と暴力と監禁三昧が行われていた事が報告
されております。
9ページ下部の「(5)報道された指導内容以外の調査結果について」の
項目では
・職員による暴力
・職員による暴言
・丸刈りの強要
が記されております。
これらの内容を見ておりますと、
福岡学園の実態が明らかになったのは云うまでも
ありませんが、平成も27年になろうとしているにも関わらず人権を蹂躙する行為が
未だに職員の手によって行われている驚愕の事実からして、児童自立支援施設の
業界は未だに昭和の時代の悪い伝統を引きずっているのは云うまでもありません。
これだけの違法公務の実態が明らかになっているにも関わらず福岡県はこの問題を
放置し、発覚した部分は口頭注意等の甘い処分を下していることは許されないのは
云うまでもありません。
これらの行為を受けた生徒は後にトラウマやPTSDや様々な後遺症を引きずって
生きることになる事を当編集部では散々説いてまいりましたが、福岡県には
この中間報告を真摯に考えて頂きたいのは云うまでもありませんが、
児童自立支援施設の業界には昭和からの悪い伝統を断ち切って頂き、過去の清算を
(謝罪・賠償・アフター等)して頂き、社会に開かれた施設になって頂きたいかと
思います。