この度、当編集部もメンバーとなっております
児相被害を撲滅する会が
2月7日に
スイス・
ジュネーブで開催された
国連子どもの権利委員会の
予備セッションに会の代表者が参加しました。
国連子ども権利委員会が入居するパレウィルソンビル (代表者撮影)代表者のスピーチの後、各国の委員は日本の
児相や施設の実態を
知り、特にロシアのハゾヴァ副委員長からは
●なぜ、日本ではこれほど多くの子どもたちが、家族から 切り離されているのか。理由は何か。
●児相スタッフの勤務過重? ―― それだけが理由なのか?
●日本は「先進国」のはずなのに、子どもたちを、まるで 中世の国のごとく扱っている。
●家庭から子どもを引き離すのに、なぜ裁判所が関与しないのか?
●なぜ、(虐待等についての)モニタリングが行なわれていないのか?
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と云った日本の
児相や施設のあり方について疑問視する声もあり、
各国の委員からも次々と日本の
児相や施設についての問題点や
人権問題等について声があったのは事実であります。
※本セッションでの討議の内容はこちらをご覧ください。本セッションですが、閉会後2週間後にはlist of issueが公開されます。
日本政府(厚生労働省)はこのlist of issueについて回答をしなければ
なりません。
list of issueに
児相被害を撲滅する会が指摘した事項がどの位含まれるかが
勝負となりますが、答えが出るのは
2週間後ですので当編集部としましては
今後とも注目していきたいかと思います。
今回の
予備セッションに当たり、会の代表は
ドイツ・
ベルリンのマックス
プランク研究所において
クラップマン教授とも懇談を行いました。
会代表とクラップマン教授(マックスブランク研究所にて)クラップマン教授は
国連子どもの権利委員会の委員を8年勤め、
2010年の審査の際には重要な役割を果たす等の活躍をした
経歴を持つ方であります。
会の代表との懇談の中で
クラップマン教授は日本の児相のしている事は
世界的に見ても考えられない事をしていると話した上で、事件の事例として
当サイトでも記事で取り上げました
神奈川県相模原市児童相談所の違法
全裸捜査事件にも触れ、これが
ドイツであれば直ちに施設は閉鎖され、
職員は重い法の裁きを受けるが、日本では所長が減給一ヶ月という到底
考えられないと述べておられました。
筆者もこの懇談の模様を聞きましたが、
ドイツでは施設が虐待等の事件を
起こした場合は即閉鎖+職員は法の裁きを受けるというのに日本では、
何事もなかったかの如しという考えられない実態もあり、日本の児相や
施設には疑問を持ったのは事実であります。
そして日本では施設の犯罪職員を厚生労働省が永年勤務表彰と称して
北海道の民間ホテルを借り上げて表彰するといった常軌を逸した行為も
平然と行われており、
ドイツと日本での人権意識にこれだけの違いが
ある事には驚かされたのは事実であります。
今回、
児相被害を撲滅する会では
予備セッションに参加しましたが、
残すのは
国連での本会議となりましたが、今後とも会としましては
児相問題について邁進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。